トウヤクリンドウ、立秋。
さかきです。
今日から夏の高校野球全国大会が始まりました。
小さい頃の記憶を辿れば、この大会が始まると暑さがよりいっそう厳しくなり、夏休み最盛期・・・なんて感じだったように思いますが。
そんなこと気にしながら早朝小屋周りを散策していると、
昨晩の夕立でしっとり雨露を被ったチングルマの綿毛を発見。
この綿毛を見ると、どことなく秋を感じるのは私だけではないはず。
そして昼ご飯を食べ終わり、食休みでテント場近くを歩いていたら、ふと足元に、
トウヤクリンドウの蕾が。
このトウヤクリンドウこそ、高山帯の秋の花の代表格の一つ。
蕾で興奮していたら、数歩先に・・・
これはまさに“咲いている”と言って差し支えないでしょう。
麓では酷暑の中、高校野球の熱戦が始まり、夏真っ盛りといった一方で、3000m級の稜線では早くも秋を感じさせる花や雰囲気が少しずつ醸し出されてきています。なんとも不思議な感覚です。
「あっという間に秋になってしまうのかぁ」なんて感慨にふけりながら小屋に戻り、ブログを認めつつ、横にあるカレンダーをふと見たら・・・
今日は二十四節気の一つ、“立秋”だったのでした・・・