朝のうちは青空。
夜明け前はきれいな星空が広がり、東の空にはオリオン座やおうし座、スバルなどがきれいに見えていました。その後には奇麗な御来光が見られました。一日の始まりがこうだと朝から元気が湧いてきます。
朝のうちは少しひんやりとして、玄関先の温度計は14℃位。半袖では少し寒いくらいですが、日が当たりだすと一気に暑く感じるようになってきます。そうなると安曇野側にはガスが湧き上がり始めてきます。
そのガスはどんどんと濃くなっていき、夕方までとれないことが多いです。展望を楽しめるのは朝早くと夜中だけの日が続いています。夏らしい天気と言えばそうなんですが・・・そのためヘリコプターによる物資輸送もなかなか進みません。
コマクサの花はまだ楽しめるのですが、枯れ始めてきているのも多くなってきました。こんなころよく見かける光景がこの写真です。イワヒバリがコマクサ畑の中をぴょんぴょんと歩き回りながら、コマクサの花を突いたり、時には花を口にくわえたりとしています。恐らくコマクサの花の何かを食べているのでしょう。コマクサとイワヒバリ、なかなか面白い組み合わせです。
夕方になり、気温が下がってくると安曇野側のガスも切れだしてきました。すると遠くのほうには夏らしいモクモクとした雲が夕日に照らされ、赤く染まっているのが見えました。
夕方になってもすっきりとは晴れず、日の入りは諦めかけていたのですが、日が沈む直前、雲の切れ間から太陽の光が差し込み、一瞬だけ明るく輝きました。
日が沈むと雲やガスが少なくなり、細く輝く月が見られるようになってきました。日が沈んでもまだ気温が高いのか、湧きたつ雲が面白い形で見られました。そろそろお盆休みも近づいてきて、小さなお子様もたくさん登って来られるようになり、元気な声が響き渡っています。今は夏山最盛期、連日多くのお客様にお越し頂き、活気付く毎日が続いています。
河地