お盆休みが始まって。
今朝も気持ちよい晴れで1日が始まりました。日に日に朝の気温が下がりだしてきているような感じがします。今朝の御来光は雲があって少し遅れましたが、日の出時刻は5時に近づいています。その昇った太陽が雲海を美しく照らし出してくれました。
スッキリと晴れ渡る本当に気持ちのいい天気となりました。普段の夏であればこんな日がもっと多かったような気がしますが、今年の夏はこんな日が少なく経過しています。なので今日のような空はより一層うれしく感じます。
そして、そんな晴天の下、水曜日から延びているヘリの物資輸送が始まりました。7時頃になれば気温も上がりだし、荷物を運ぶには少々つらい気温となってきます。それでもこのヘリの荷上げになるとスタッフみんな気合が入ってみんなで助け合いたくさんの荷物を運んでいきます。そんな頃、女性スタッフは客室の掃除を進めてくれています。10時頃にはお客様が登って来られるので、掃除を早く終わらせないといけません。夏のヘリコプターの荷上げというのはスタッフの総力戦となります。
この晴天は続くと思っていたところ、1時間もすると安曇野側はあっという間にガスに包まれてしまい、ヘリコプターの荷上げも中断となってしまいました。思った以上のガスの湧き上がりのスピードには驚かされました。山の上は涼しくとも街はまだまだ暑いため、このようになるのでしょう。
お盆休みが始まったこともあり、昨日までと比べ、人の流れがぐっと大きくなったように感じました。このような景色が広がったには9時くらいまでで、その後は夏特有のガスにすっぽりと包まれてしまいました。
日中のガスも日が沈むと気温が下がり、急激に取れて、再びきれいな空が広がってきました。この美しい景色を見ている方々の中から、寒い寒いという声もあちこちから聞こえてきました。その頃の気温は約13℃、エアコン以上に涼しい気温となっています。
具合の悪くなる方で順天堂の夏山診療所は大忙しとなっていました。水分をしっかりと採ることや特に小さなお子様はゆっくり登ること、合戦小屋で30分以上の休憩を取ること、山小屋に到着してからすぐに横になって寝ないこと、睡眠不足で登らないこと、下山の際は歩幅を小さくして転ばないように歩くこと。それらを意識するだけでも登山が楽しいものになると思います。
河地
