お盆の頃。
さかきです。
山の日三連休、大天井岳周辺は午後の夕立も無く、まずまずのお天気に恵まれました。
朝は晴れ、昼前から霧、夕方には雲が紅く焼け、夜は満天の星空に天の川。
夏山を満喫するには絶好の日和だったように思います。
続いて明日からはお盆休み。どんな空模様となるでしょうか・・・
その“お盆休み”、この頃になると、先日もお伝えしました、加えて毎年の話題で取り上げているかもしれません、大天荘のテント場から、北穂高小屋の窓ガラスに反射する太陽光の輝きを見ることができます。
毎年の事とはいえ、こういった何気ない光景こそに、季節感を感じます。
7月海の日連休からの夏山最盛期、お盆休みを過ぎると一段落といった感じ。
夏も終盤だなぁ・・・なんて、今朝はしみじみ感じました。
昨日一昨日あふれかえったテント場。
受付された方にお渡しする幕営手形は朝返却されます。
二日間共に数十枚用意された札はほぼ出払いましたが、戻ってきたものを一枚一枚拭きあげる時、これだけ出す機会は、次回秋の連休かなぁ・・・なんて思ったり。
明日明後日、午後は雷を伴った夕立が降りやすい予報が出ています。
お盆休みの頃は、毎年得てして夕立の起こりやすいもの。
最近はスマートフォン等で、雨雲レーダー(雷)などを随時確認できるアイテムを皆さん携行されていると思います。
稜線上での雷は、近くで鳴り出してからでは対処が取れにくくなります。要所山小屋に立ち寄られた際、周辺上空の雲行を観察し、嫌な予感するようでしたら、行動を一旦見合わせる判断も必要です。正直、雷は危険です。
慎重な行動を心掛けて頂きたいと思います。
<おまけ>
ウサギギク。かつで“団子三兄弟”というワードが流行語になりましたが、“ウサギギク四姉妹”・・・なんて。
ミヤマホツツジ。先日も蕾の物をご紹介しました。既に盛りを過ぎた感は否めませんが、その中でちょっとでも元気な株を写真に、と観察していましたら・・・
シャクトリムシのようなこの子を発見。
小さな小さな生き物。いずれは蛾になるのでしょうが、健気に生きる様を観て、ここ数日の慌ただしい時間の中で、ホッとした気分になりました・・・