稜線独独の日の出。
さかきです。
日の出の約３０分前の東の空。
外に出てみると、やや大気が湿っぽく、西側から次々に雲が流れ込み、この光景も断続的に見え隠れするありさま。
いざ日の出となる直前には真っ白というか雲の中。
ベンチで日の出を待ちわびる女性は、微動だにせず・・・
一瞬ですが太陽の光が届きました。
他のギャラリーも、この一瞬を見届けます。
そして１分と経たないうちに・・・
視界は完全に厚い雲に閉ざされてしまい、今日の“日の出ショー”は終焉となりました。
日の出の様相は色々ありますが、出るか出ないか気を揉みながら待ち続け、一瞬でもその輝きを目にした時の印象ほど深く心に残るものはありません。
今朝の日の出もそんな光景の一つだと思いますが・・・
深く心に刻むには、今朝は少々時間が短すぎましたが、自然の息吹、雲の流れをダイレクトに肌身で感じられる、まさに稜線にいながらにしての、独特の日の出のシーン。
いい朝の一コマでした。
