セプテンバー。
台風10号に振り回されているうちに季節は9月へと変わってしまいました。9月と聞くとやはり秋の気分が強くなってきます。そんな今朝は美しい御来光で始まりました。玄関先の温度計は11℃を示し、ひんやりとした空気はこの時期らしいものでした。有明山の方には雲海が広がり、太陽が昇るとその雲海が照らされとてもきれいでした。9月のスタートなりました。
今回の台風の影響は今のところ、この辺りではそれほどなさそうですが、朝、西の空にはたくさんのレンズ雲が現われていました。こんな光景は普段なかなか見ることはありません。これらの雲は不気味さもありますが美しさも感じてしまいます。日の出頃は肌寒く感じていたのですが、その後は気温が上がり夏のいつものように安曇野側からガスが湧き上がって来ました。その頃になると夏のような気温となり、外で力仕事をするととても暑く感じました。
9月にはなりましたが相変わらず台風の影響で登ってくる方が少なく、静かな日々が続いています。その間に季節は夏から秋へと変わってきて、ナナカマドも赤い実を付けてきています。草の種類によってはすでに紅葉が始まり出してきているものもあり、山肌の色も秋色へと変わりつつあります。街ではまだまだ暑い日が続いていることでしょうが山の上ではこれからどんどん気温が下がりだしてきます。薄手のダウンなどがあると日の出日の入りをゆっくりと楽しむことが出来るでしょう。
台風10号により1週間余り静かな日々が続いてしまいました。あれだけたくさんの方が登って来られていた山が急に静かになって、まるで別の山になってしまったようでした。しかし、この時間を利用して、小屋の隅々まできれいにすることが出来、新たな気分で皆様をお迎えすることが出来そうです。9/4くらいから天気が良くなってきそうなので、賑わいが戻って来そうです。
河地