人の流れが戻り出してきました。
台風10号の通過により、1週間以上も人通りの少ない日が続いていましたが、今日あたりから人の流れも戻りだしてきました。そんな今朝は美しい朝焼けで始まりました。新たなスタートの始まりです。
合戦沢の頭辺りのナナカマドの中には早くも紅葉が始まり出してきたものが見られるようになってきています。例年、この辺りでは9月の下旬辺りが紅葉の見頃となります。これから日に日に山肌の色が変わっていくので、その変化を見るのが楽しみです。
日中はガスに包まれる時間も多かったのですが、雨も降ることなく、縦走へと出て行かれる方も多くいらっしゃいました。また、夏が少し戻ってきたような感覚でした。気温は日中でも13℃位と涼しく、登山のしやすい季節になってきたことでしょう。
今日は久々にライチョウの親子を見ることが出来ました。他の方の情報によるとどうやら7羽いたようで、燕山荘近くで生まれた6羽のヒナたちがみんな元気に育っているようでした。しばらく見かけなかったので心配していたのですが、無事で何よりでした。
第2別館の補修工事を前に足場が組まれました。本格的な工事が始まるのは次のヘリコプターによる荷揚げ後となります。今しばらくはご迷惑をおかけしますがご理解の程よろしくお願いします。
日の入りは18時10分過ぎと日に日に早くなってきています。夏の間隔で登ってくると思った以上に早く暗くなるので、日没時間を把握して登山されるといいかと思います。それに伴い夕食時間も7月8月と比べると早くなっています。沈む太陽こそ見られませんでしたが、一瞬だけガスが切れ、美しい光景が見られました。
河地