これで秋めいていくのか・・・
さかきです。
今朝、大天井岳から見まわす光景は、じつに幻想的でした。
東の空の日の出の様子はさほどでもなかったのですが、テント場まで一歩足を進めたら、まず槍穂上空の雲、思わず息を呑む美しさに、しばし目が釘付けになりました。
そして北の空に目線を動かすと、
剣・立山連峰と、その背後が雨で煙るその全体像、なんとも神秘的。
朝陽をうっすら浴びる燕岳、その背後に霞みながら姿を現す、鹿島槍ヶ岳・白馬岳・旭岳。
たおやかな朝の一コマです。
やや、秋めいた雰囲気が感じ取れました。
今朝は大天荘の温度計で最低気温7.9℃を表示。
確かにどことなく肌身で感じる気温はひんやり、なるほど、やや秋めいた空気感、だからこそこういう光景に巡り合えたわけでしょうか。
ちなみに夕景は・・・
▲大天井岳山頂にて日の入を待ちわびる人
日の出以降日中は霧に覆われる時間が多く、結局日の入もその影響が残り、
雲に阻まれて日の入そのものは拝めませんでしたが、この感じはこれでいい空だったように思います。
しばらく“大きな”天気の崩れは無いようで・・・徐々に秋めく空を見上げるのが楽しみになってきます。
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▲作業前
▲作業後
▲作業前
▲作業後
今日もわずかながら浮石の除去と草木の伐採作業。
少しずつ進めていきます。
作業の合間、気づけば雷鳥の羽がハイマツに引っかかっていたり、足元には草木で覆われてわかりにくかったトウヤクリンドウが沢山花をつけていたり。
明日も、もう少し先まで手を着けられたらと思います。