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大天荘

誰でも作れます、芋煮。


さかきです。

 

今朝は昨日の朝よりも気温が下がり、大天荘の温度計で6.8℃を表示しました。

建物の2階以上は、客室や従業員の部屋がある関係で、夜間でも比較的気温が保たれていますが、今朝1階まで下がってみると、かなりひんやり、受付辺りの館内で10℃前後。隙間風の多い本館談話室では恐らく一桁台の気温ではなかったかと思います。

 

朝晩徐々に気温が下がってくると、やはり“あっつい”食べ物が欲しくなる季節ですね。

 

ということで、今シーズンも9月より大天荘のご夕食時は、汁物に芋煮をお召し上がり頂いております。

今日は、ご家庭でも簡単にできる芋煮の作り方を手短にご紹介。

ご用意頂く具材は、里芋・牛肉・白こんにゃく・きのこ類・豆腐・ネギ(大天荘バージョン)、調味料は、醤油・砂糖・日本酒です。

 

里芋は通常の大きさの半分から1/3程度に切り、お湯で2回程度もみ洗い、しっかりお湯を切ります。

こんにゃくは白いものがいいでしょう。やはり切った里芋と同じくらいの大きさで、手でちぎったほうが、味のしみこむ面積が広くなります。

なめこと舞茸。使う量は適量ですが、なめこが多い方が、とろみも出て熱々に仕上がります。

豆腐は、個人的には絹ごしがお薦めです。

こちらも切らずに丁ごとそのまま鍋に入れます。あとでお玉でかき混ぜると、自然と分解されますが、粗削り感あるほうが、美味しそうに見えますね。

 

以上を鍋に入れましたら、熱湯をひたひたに注ぎ、一度煮立たせて“あく”を丁寧に取り除きます。その後に、“牛肉”を“沢山”入れます(⇒以降、作るのに夢中になり、写真撮り忘れました)。

そこで再び“あく”が出ますので、再度丁寧に取り除きます。

その後、醤油・日本酒・砂糖で味付けをします。その都度味見をして整えます。醤油と日本酒は同分量がいいでしょう。

以降、ぐつぐつにならないように火を弱火に保ちつつ、しっかり熱を通します。ぐつぐつにしてしまうと、鍋底に里芋がこびりついてしまい、焦げ臭さが出てしまいます。

 

食べる直前にネギをたっぷり入れて、完成となります。

大天荘では概ね半日煮込ませた状態でお出ししています。作る量が多いのもそうですが、じっくり熱を加えることで、より里芋や豆腐に味がしみこみ、美味しさが増します。

<ポイント>

●里芋は冷凍の既存の物ではなく、皮つきの物。手間をかけて皮をむきましょう!

●お肉は牛肉!

●できれば料理酒ではなく純然たる日本酒で!

●ネギはざく切りに、沢山いれましょう!

●一度に多めに作ったほうが、美味しいと思います。翌日残っても、それにうどんやお餅を加えることで、いくらでも食べ続けられます。

贅沢ではありますが、これが美味しさの秘訣だと、私なりの作り方でそう信じてお出ししています・・・

 

是非お試し下さい。

※具材の分量はお好みで。

 

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