淡く青い
今朝は遠く東の雲が高くまで広がり、夜明け前の穏やかな時間をいつもより長く味わうことができました。
頬に当たる空気は冷たく、夏が遠ざかっていることを肌で感じます。
日の出を見られる際はダウンなどの防寒対策が必要です。
ガスに包まれる時間が多くありましたが、時折見せる雄壮な槍ヶ岳の姿には視線が自然と吸い込まれていきます。
上の写真はヒュッテ大槍の小屋の裏手にある槍を眺められるテラス。
生ビールや小屋手作りのケーキと共に贅沢な時間を過ごせることと思います。
夕刻には大町の向こうに昇る積雲が赤く染められていました。
発達することなく徐々に淡く青くなる様子に哀愁が感じられます。
季節は着実に移ろいでいるようです。
長谷川