繋ぐ歴史
9月10日(火) 午前5時現在の気温:15℃ 天気:曇りのち晴れ
くらやです。
今朝は、晴れ間は見えずの真っ白な空を見上げた一日のスタートです。
日が昇るにつれ青空が広がり、日中は有明荘は荷揚げのヘリコプターの音で包まれました。
今日から元旦までの日数が113日。長いような1年ももう3分の1になりますね。早いです。皆様、師走の予定は立ちましたか?
有明荘の開業は1951年(昭和26)、当時は穂高町営、有明温泉と銘打って始まったと言われております。
現在食堂の前にはその当時の写真が掲示されています。
今の建物よりかなりの規模感。
これを見ると、今の第三駐車場の場所は建物が建っていたようですね。全体的な地形にも少し名残があります。
当時は今よりも圧倒的に交通の便も悪かったでしょうに、これだけ大きな温泉宿を建てるにあたって尽力された方々の偉大さが伝わります。
(焼きトウモロコシ…?)
今現在の建物は改修された後のものですが、昔ながらの風貌を残しつつ建物としてはしっかりとしております。こういう昔の写真と見比べて見たりするのも、かなり面白いものです。
70年余りの年月が経ち、今の私たちに受け継がれる、当時の方々が守った自然と温泉、こう聞くとどこか重みがありますね。
早いなと感じる一年も、それを繰り返すと、歴史になるんだなと感じます。ここから更に73年後にはどんな燕岳になっているのでしょう?どんな有明荘で、どんなメンバーなのでしょう。
気になるところですが、まあすぐ日は経つでしょう。
将来私と同じように考える子孫の方々のためにも、自然や建物をしっかり守っていきたいものですね!
(藏屋)