気づけば草紅葉。
さかきです。
▲オヤマソバ
▲ウラシマツツジとミヤマキンバイ
▲ウラシマツツジとクモマスミレ
▲ミヤマダイコンソウ
9月も半ばに差し掛かりました。今週末から2週続けて秋の連休が始まります。
十数年前でしたら、今頃の朝晩は氷点下前後まで下がり、霜柱や氷が張るような冷え込みも珍しくなかったわけですが・・・先週は6℃台まで冷え込む朝もあり、ようやく秋らしくなるかと思いきや、今日も10℃程の“暖かな”朝。
初霜や初氷はいつになることでしょう。
しかしながら、足元を見ると草紅葉はしっかり始まっており、色が変わり始めている葉っぱ、そうでないもの、色々な葉っぱが重なり合い、グラデーションが鮮やかです。特にオヤマソバの色合いは目を引きます。
大天荘のシンボルツリー“ななかまど”。葉っぱはまだ青々としていますが、
部分的に実が赤くなりだしており、この子も多少は“秋”を肌身で感じ取っているのでしょう。
一方で、
▲イワツメクサ
▲ミヤマキンバイ
そもそもイワツメクサは花期が長いですが、ミヤマキンバイはどうして・・・高めの気温が続くからか、ちらほら元気に花をつけている株を見かけます。
季節の歩みが疎くなっている昨今、初夏の花や草紅葉が混同するこんな感じも一興ということで、この週末お出かけ予定の方は、是非足元の花・葉っぱ観察を楽しんでみるのもいいかもしれません。
※暖かい陽気が続いているとは言いましても、いつ冷え込まないとも限りませんので、防寒着のご用意をしてお出かけ頂くことをお薦め致します。
※特にテント泊の方は、寒さ対策をお忘れなく・・・3,000m級の稜線上でのこの時期のテント泊は、思いの他寒く感じられると思います。