明日は中秋の名月ですよ。
さかきです。
三連休最終日、朝夕を中心に晴れ間は広がりましたが、谷間や山肌には終日雲や霧が纏わり続けました。
それが結果的には夕刻きれいな雲海と峰々の構図を作り出し・・・
▲雲海に咽ぶ燕岳と鹿島槍ヶ岳・白馬岳
たおやかな夕景を織り成していました。
さて、明日は「中秋の名月」。
そもそも中秋とは、旧暦の8月15日。旧暦の秋は7~9月を指しますが、ちょうどその真ん中にあたる為に、「秋の真ん中⇒中秋」とうわけです。
ちなみに、満月は明後日18日の夜。以前にもこのブログで認めたかと思いますが、中秋の名月だから必ずしも満月とは限りません。旧暦8月15日に必ず満月になっていたかというと、そんなことはなく、満月はあくまで月と太陽との位置関係で決まりますので、時には欠けた月夜が中秋の名月になる年もあるわけですね。
ちなみに、明日は満月の一日手前。わずかながら欠けた月夜となるでしょう。
今日は珍しく数少ない私の“引出”を長々とお話しましたが、要は、昼間視界を霧に阻まれてばかりいたのが、前述の通り、夕方にわかにそれが晴れ、北の方角の山並みが美しかったのと同時に、ふと東の上空を眺めれば・・・
きれいなお月様が中天井岳の上空にぽっかりと。
松本市界隈に夕立を降らせたと思われる積乱雲と月の様が印象的。
春夏秋冬どの時期に見ても美しい月灯りですが、やはり秋のこの時期が一番美しく感じられます。
徐々に空気感が落ち着いて、澄んでくるこの時期、お天気が良ければ、3,000m級の稜線で“お月見”、も一興かもしれません。
熱燗と一緒に・・・