月夜
大天荘スタッフのミムラです。
日の出前に薄明光線が現れました。
朝の幻想的な一幕です。
今朝の日の出は5:30頃。
広い雲海の中から陽が昇りました。
今朝も清々しい空が広がっていました。
今日は「中秋の名月」。
中秋と言うと秋の真ん中を指しますが、
下界では30℃超えの残暑が続いていますね。
きっと昔は鈴虫の声を聴きながら
涼しげに月のウサギを眺めていたのでしょうか。
ところで月のウサギのお話には所説ありますが、
月の模様が「ウサギが餅つきをしている」ように見えることから、
中国・インドを中心に日本に伝わったそうです。
月の模様をみる風習はアジアのみならず世界中であるようです。
今朝のラジオでは月のウサギの話について
「人間は物語る生き物ですね」と。
確かに、世界中でたくさんの語り部が月を見て、
その土地の風習や神話に基づいた物語を描いていますよね。
月にまつわる昔話や童謡は日本にも多く、
月の満ち欠けが人体に影響を与えるとも言われています。
月のもつパワーは不思議です。
ちなみにお月見は日本独特の風習だそうです。
今日は多くの人が空を見上げて、月夜を楽しむのでしょうね。
さて、大天井岳付近からのお月様は
18時頃、雲の切れ目から現れました。
夕陽に染まった空と月を見ることができました。
夜も月灯りが明るく、お月見が楽しめそうです。
ミムラ