珍しい朝焼け
9月23日(月)午前6現在:11℃ 天候:晴れ
3連休の長雨のあとの晴れた朝、放射冷却で今朝は冷えています。
寒いです。
いよいよ1日のうち、フリースが必要となる時間帯が出てきました。
冷えた空気の中、厨房裏の山を見上げると、空が少し高くなった気がします。
藪の中には夜露で白くなった蜘蛛の巣 秋を感じます。
雨が去って晴れの日が続く予報が出ています。
夜明け前から有明荘裏の第三駐車場には車がひっきりなしに入っています。
さて今回の話題は朝焼けを取り上げてみました。
三日前、見事に真っ赤な朝焼けが珍しく あまりの美しさに写真を撮りました。(9月20日午前5時半頃撮影 有明荘玄関前より)
朝焼けにはその瞬間ごとに言い方があるようで、ネットでその疑問を調べてみました。
「夜が明ける順番としては、まだ明け切らない頃を「朝まだき」、「有明」「朝ぼらけ」「暁」(あかつき)はだいたい同じ時刻を、そして「東雲」(しののめ)「曙」と続きます。 自然とともに生きる日本人は、刻々とすぎゆく時間を愛おしむように名前をつけ、それぞれの時を胸に刻んでいたのでしょう。」
夜明けの表現の中に有明がありました。
有明荘の所在地、安曇野市穂高有明は安曇野を一望できる高台の西側に位置し、有明はこの地域の地籍名です。
古人(いにしえびと)は、この地で夜の明ける景色があまりにも見事だったのでそう名付けたのかナ~と想像してしまいました。
(安曇野は九州海洋民族が渡来したとの言い伝えがあり有明海に由来するとも言われており諸説ございます。)
また、朝焼けが鮮やかになると その後天気は崩れる兆しとの記載もあり、案の定 その後強い風が吹き、雨が続き天候は荒れました。
(ちなみに夕焼けは好天の兆しだとするジンクスもあるようです。)
天気図を見ても秋雨前線が日本列島の真上にあり、これを機に一層秋が深まるのではないかと思います。
秋は台風や大雨の季節、気温低下、日照時間が短くなるなどけっして侮ってはならない環境下になる日がますます多くなってきます。
装備や服装もさることながら、ご自身の体調や体力も大きく関わって来ます。
無理な行程ではないか?
行動する時間帯に無理はないか?
予定を立てる段階で余裕をもって、これから始まる秋の姿に変わりゆく山を楽しんでいただきたいと思います。
(山岸)