登山日和続きそうです。
さかきです。
日の出直後、出発される登山者の動きには躍動感があり、写真撮るにも私はこの時間が好きです。
昨日の日中、思いの外そのほとんどが霧に覆われる時間で占められてしまったため、登って来られた多くの登山者は、周辺の山並みや日の入りを見ること叶わず寝床に就いたと思われますので、今朝の日の出はさぞかし素敵な光景に映ったことでしょう。
日の出をご覧になった後は、皆さんすぐさま槍・穂高連峰の鑑賞に。
今朝は朝靄や光線の加減次第だったかと思いますが、私の眼にはたおやかな槍穂の山並みに映りました。
ちなみに今朝の気温は、大天荘の温度計で２℃。昨日よりも気温的には下がりましたが、やや風があったため、氷や霜が下りることはありませんでした。ただ、何よりこの気温下で風が吹き付けていたため、体感的には昨日よりも寒く感じましたし、お客様からも「寒い！」の声は多く聞かれました。
日中は風弱く、快適な登山日和。
しかし改めて見渡すと、山肌全体の色付きは、この時期にしてはまだまだ緑の色濃く、紅葉シーズンというには物足りなさを感じます。
このあとの紅葉の進み具合が気になるところです。
昼下がりの針ノ木岳。
雲の纏わりつき方が、なんとなく額の縁に見え、面白い感じだったので思わず一枚。
今週は大きな天気の崩れは少ないようで、秋の登山日和が続きそうです。
