深まる秋。
朝はガスで真っ白でご来光もありませんでしたが、その後広がった光景が素敵でした。中房に入り込んだ雲海を創る雲はいつものべったりとした雲とは違い、なめらかなという言葉が当てはまるような美しい雲でした。
昨日の雨で落葉は進んだようで、ダケカンバの白い木の幹が先日よりだいぶ目立つようになってきました。
それでもこの周辺の紅葉はまだまだきれいです。日中は天気も回復し、紅葉が青空に映えました。
当初の天気予報があまり良くなかったせいか、天気の割には少し静かな週末となりましたが、今は紅葉の真っ盛りで、登って来られたか方々は秋の燕岳を満喫されているようでした。
午後は雲海が上がって来て、有明山も隠れてしまいそうでした。今日1日、雲海は消えることがありませんでしたが日中はいい天気でしたが、こんな日は街では曇り空となるのでしょうか。
夕方は高瀬渓谷に雲海が入りだしました。夕日に染まる紅葉した山肌を期待していたのですが、あれよあれよという間にガスに包まれてしまいました。この先の天気予報を見ていると来週の半ばあたりは安曇野市で12℃の予想が出ていて、雨の予報も出ているので初雪の便りをお届け出来るかもしれません。ちなみに昨年の今日（10月5日）が初雪でした。街で暮らしていると実感がわかないかもしれませんが、山の上ではもうそんな季節になってきています。まだ気が早い気はするのですが、水の凍結対策や水のポンプアップを急がなくてはとこの先の天気予報を見ていると思いました。今はまだこんなに暖かいのですが・・・。
河地
