目の愛護デー
10月10日(木) 午前10時現在の気温:13.5℃ 天気:晴れ
こんにちわ。
寒いですね。雨が続いていたので数日ぶりに晴れ間が覗けましたが大分この間に冷えました。
今朝5:30時点での有明荘の気温は6℃。厚手のフリースやスタッフによってはダウンを着用している人もいました。
さてそんな今日10月10日は旧体育の日ではありますが、「目の愛護デー」でもあるそうです!!
厚生労働省が主催となり眼の疾患予防や早期発見などの健康に関わる活動が進められているそうです。今日はそんな登山で言うところの目の愛護について触れてみようと思います。
登山で目の愛護といったら、、そうサングラスです。皆さんは登山の際にサングラスを携帯されていますか?
まず紫外線の話をしてみようと思います。紫外線は、カルシウムのバランスを整えることやビタミンDの育成、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌等の身体にいい面もありますが、過度な紫外線を浴びることで害もあると言われています。山での紫外線については、標高が1000m上がると10%強くなると言われています。しかも標高が上がると日陰となる木が減るため色々な方面から紫外線を浴びることとなります。。。恐ろしい!
次に紫外線が目に与える影響についてです。紫外線は基本的には目の角膜(黒目)に吸収されますが、吸収しきれなかった紫外線は水晶体や網膜などで吸収されるそう。この各部位での紫外線の吸収が過度になると炎症を起こしてしますそうです。こうした炎症が「紫外線角膜炎」や「雪目・雪眼縁」と言われています。雪目などはその炎症で行動不能になることもあるそうで雪山などやられる方にとっては目の保護必須そうですね!
また、紫外線に当たると活性酵素を分解して洗い流す役割である涙液ですが、涙液が少ないドライアイの人や目の色が薄い人は紫外線の影響を受けやすいそうです。ちなみに私はドライアイのためどおりで稜線にでると眩しさを人より強く感じのかと勉強になりました!
そんな紫外線をカットしてくれているのがサングラスなのですね!
今日はスタッフのサングラスを一部拝借してきました!
日陰と日向で撮影をしています。ミラータイプや透過率のご参考にどうぞ!
そしてサングラスを選ぶ際にどこを確認しているか?普段持っているサングラスではだめなのか?そんな疑問をスタッフに聞いてみました!
アウトドア用のサングラスは、UVカット率が99%以上の物、軽量でフィット性に優れており山行中にずれない事、偏光レンズ対応のものなどの意見を聞けました。補足として偏光レンズとは光の乱反射をカットするために眩しさを軽減させ外の陽射しが強い環境でもものの形をハッキリとらえることができます。また、水面や雪面、路面などの反射もカットされるそうです。さらにこだわる方は、見え方にも違いがあることからレンズの色は緑が綺麗に見えるグリーンレンズや自然の色調と変化が少ないグレー系のレンズを選択するというこだわりがある方もいました!
ご購入の際には、これらを確認していただくのがいいかもしれません!また、落としやすいサングラス。グラスコードを付けて対策する、落とすかもしれないと前提で値段の高くないサングラスを購入するなど購入者の考えによって大分変わりそうですね。
今日は目の愛護デーに合わせてサングラスの話をしてみました。目の日焼け、目の炎症により次の日の山行に影響が、、、次に日の仕事に影響が、、、そんなことにはなりたくありません。もはや、登山でのサングラスは必須アイテムといってもいいのかなと本日ブログを書いていて感じた次第であります。
※有明荘では、売店でのサングラスの販売は行っておりません。サングラスが必要な方は事前にご準備ください。
最後に私事になりますが、私の勤務終了が10月14日までのため本日が最後のブログを書かせていただく機会となりました。数としては4回ほどでしたが、少しでも参考になったり楽しい気持ちになっていただけたのであれば幸いです。読んで頂いた皆様、ありがとうございました。
残り勤務日も5日間となりました。当荘で私の接客に関わってくださった皆様、色々なお話を楽しくできて学ばせて頂く事もあり本当にありがとうございました。また、当荘には小さなお子様からご年配の方まで多くの方が来荘してくださることを知り、会話の中で燕岳は本当に多くの人に愛されているのだなと感じました。そんな山の中腹にある当荘で働き接客に関われたことを本当に嬉しく感じております!
では、本日も皆様と楽しく有明荘で過ごせたらと思います!
(本橋)