連休最終日。
好天に恵まれた10月の連休は最終日も朝からいい天気となりました。今朝も寒かったのですが、氷点下にはならず、玄関先の温度計は3℃台を示していました。夜明け前から美しい光景が広がり、多くの方々が明け行く空を眺めていらっしゃいました。
今朝の太陽は雲の中から出てきたのですが、雲の厚さの違いによるのでしょう、こんな面白い太陽になりました。
午前中は真っ青な秋の空が広がり、昨日ほどまでではなかったのですが、人の流れが多く、活気に満ちていました。昨年のこの連休は天気が悪く、静かだったことを思えば、今年秋の連休は好天に恵まれ、余計に賑やかに感じました。この連休が終われば縦走される方も少なくなってきて、また小屋の方も冬支度をはじめていくため、使えるスペースが少しづつ少なくなっていきます。
ダケカンバの木々の落葉が日毎に進んでいます。今年はいつもの年に比べ、黄葉する前に落ちてしまった葉が多く、黄色に染まる山肌を見られなかったのですが、落葉した後のダケカンバの木の白い幹もなかなか味わいあるものです。
午後になると空の雲の量が少しずつ増え始めてきました。少し天気の変わり目になってきたのでしょうか。
雲がさらに増えてきて、日の入りはないかと思っていたところ、外が急に赤くなってきたので、外へ出て見るとこんな素敵な光景が広がっていました。このまま天気が回復していけば、今日もアトラス彗星が見られるのかと期待が高まりました。
今日は昨日より、高い位置に彗星を見ることが出来ました。昨日より暗かったせいか彗星の尾がさらに長く見えました。この光景は一生に一度しか見れないと思うと感慨深いものがありました。
今夜は冷え込みが若干緩いようで先日までと比べれば、あまり寒く感じません。体が寒さに慣れてきたのでしょうか、とはいっても玄関先の温度計は4℃でストーブを点けています。
忙しかった連休も終わり、今はちょっとほっとしています。これからは冬支度をしながらの営業となっていきます。
河地