ヘリ飛んだ。
やはり満月の月明かりは明るさが違います。夜明け前、外に出るとヘッドランプなどいらないほどの明るさでした。その月明かりに照らされる雲はなんとも素敵でした。
満月が沈むころ、その周辺にはレンズ雲がたくさん現れてきました。上空の風が強くなってきたのでしょう。今日はこの後ヘリコプターの荷上げだったので、ちょっと気になる雲でした。
安曇野側には美しい雲海が広がっていました。ただ、ヘリコプターの日上げの際はこの雲海が妨げになるので、素直には喜べません。7時過ぎ、中房周辺だけ雲海が取れ、荷上げが始まることとなりました。
ヘリコプターが飛べるようになったころの朝日があたる稜線の様子です。少し雲があったため、いつもとは違った感じでとても美しく感じました。
燕山荘は11月23日まで営業するため、まだまだ食材や生活用品が必要となります。それらの荷物がたくさん運ばれてきました。また、冬から来年の春にかけての軽油や灯油などの燃料もたくさん上がって来ました。
そして、職人さんが上がって来られ、玄関の土間の工事も始まりました。数日間は正面玄関が使えないため、皆様にはご不便をおかけします。
工事期間中の臨時の玄関と受付場所となります。雨の日やお客様が多い場合は新館の玄関に受付場所を移動することも考えています。工事が終わるまでは日によって受付場所や昼食営業の窓口やテント受付場所などが変わることがあります。
今日は青空は広がりませんでしたが、展望はまずまずの1日となりました。明日は前線が通過するようで、それによって稜線では強い風と雨が予想されます。低体温症等の心配もありますので、稜線歩きは慎重に。そして、前線通過後は冬の空気が入ってきて、気温は一気に下がりそうです。もしかしたら、初雪も見られるかもしれません。街で暮らしているとなかなか想像できないかもしれませんが、10月の北アルプスの稜線では、いつ雪が降ってもおかしくはありません。明日の天気はちょっと注意が必要となりそうです。
河地