5日間連続。
さかきです。
昨日、最後のお客様をお見送りして、今シーズンの営業を終えた大天荘は、小屋の越冬準備つまりは小屋閉めに向け、一丸となってその業務に勤しんでいます。
一昨日まで賑わっていた館内は様相が一変、畳を上げ寝具をまとめたり、椅子テーブルを片付けて、外のベンチを収納したりと。
明日以降はさらに、小屋が雪の重みに耐えうるように数多くのサポートや筋交いを立て・・・息つく暇なく、9日下山に向けて工程を進めていきます。
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昨日の朝、営業最終日の様子。
連日雷鳥達が、入れ代わり立ち代わり、大天荘のシンボルツリーななかまどの赤い実を啄みにやってきます。
特に昨日は、玄関前で出発準備されている多くのお客様がいるにも関わらず、そのど真ん中を、彼らは脇目も降らずにななかまど目掛けて突進。これには私含め、その場に居合わせたお客様全員びっくりというか、笑うしかありません。
とはいえ、実も残りわずか。ある意味争奪戦です。
そして今朝・・・
小雪が舞う中、5羽の雷鳥家族がまたしても登場。
だいぶ体が丸くなってきました。厳しい越冬にむけて、栄養を蓄えているのでしょう。
無我夢中です。
昨晩は、シーズン終了で私達スタッフの労をねぎらってくれるために、燕山荘グループ代表 赤沼社長が来荘頂きましたが、さすがの社長もこの光景には、無我夢中でシャッター切りまくり・・・ちょっとおかしな光景でした。
この子達とも、あと数日でしばしのお別れ。
ますます少なくなってきた実を目当てに、明日朝も“来訪”となるでしょうか・・・