霧氷の季節になりました。
立冬の今日は強い寒気が入ってきてかなり冷えました。玄関先の温度計は－6.7℃ここ最近では一番の寒さでした。昨日は雲やガスであまり展望は良くなかったのですが今朝になるとすっきりと晴れ渡り、今回の積雪の様子がよく分かりました。ここまで冷えると手袋なしだと写真を撮るのも辛くなります。
寒くなってくると太陽の光が待ち遠しいものです。しかし、今朝はちょっと意地悪する雲があって、太陽は昇っていてもすぐには姿を見せてはくれませんでした。これでも雪面はほんのりとピンク色に染まり始めてきました。
寒さが厳しくなればなるほど、山の美しさは増してきます。今朝は霧氷がとてもきれいでした。霧氷が見られるなんて山の上はもうすっかり冬ですね。
日の出頃はピンクに染まっていた霧氷の付いた木々も太陽が昇るにつれ、真っ白な色へと変わっていました。時間帯によって、霧氷の美しさも変わっていきます。
山の上は晴れていましたが、安曇野側には濃い雲海が終日広がり続けました。太陽とこの雲海の何らかの関係でしょう。太陽の下には一筋の光のようなものが出来ていました。初めて見る光景でした。
雪はすごく多い訳ではないのですが、今日の日中でも気温はプラスにならず、寒いせいか雪解けはあまり進んではいません。今日のように晴れると雪の照り返しが強く、サングラスなしではいられませんでした。初冬の美しい空が広がる一日となりました。
玄関の土間工事の職人さん方が工事を終えて、今日下山されていかれました。寒い中、ありがとうございました。きれいな玄関へと生まれ変わりました。ただ、まだコンクリートが渇いていないので、明日辺りまではサンルームの後ろが出入口となります。
昨日、初雪となったところはここだけではなかったようです。富士山の初雪は最も遅いものとなったそうです。残念ながらここからは富士山の雪は分かりませんでした。立山、剣、鹿島槍などの北部の山ほど白さが際立っていました。
昨日倉庫としたサンルームに天気のいいうちにと雨戸やサポート類を運び入れました。ここまでしておけば、どんなに天気が悪くても小屋の中にサポート立てたり、雨戸を入れることが出来るのでちょっと一安心です。
とにかく寒い1日でした。山の１１月といえばこんな気温が普通だと思います。平日ということで静かな１日でしたが、登って来られた方々は雪景色に大変喜んでおられました。雪の上を歩く距離は少ないのですが、ツルツルになっている箇所も多いので、靴底の固い靴やチェーンアイゼンなどがあると安心して登山が出来ると思います。今夜も－６℃台まで気温が下がってきています。明日も寒い朝を迎えそうです。
河地
