雪の重み。
さかきです。
今年は小屋周りの残雪が多いということは、ここ数日間でもお伝えしていますが、雪の重みに小屋は敏感に反応するのだと、今日改めて実感した次第です。
▲本館倉庫
この倉庫の屋根には、今朝まで2m以上の、まさに氷のような固い雪が乗っかっていました。つまりはまだまだサポートは外せない状況・・・。
それを、今日も一心不乱に除雪を進め、ほとんどの雪を取り除きました。
これで一両日中にはサポートを外してもいい状態になろうかと思います。つまりは、雪の重みで歪んだりへこんだりした小屋全体が、徐々に起き上ってくるわけですが。
・・・それで。
小屋が敏感に反応しているのを実感した出来事がこちら。
昨年竣工したばかりのトイレと本館とを結ぶ通路の出入口の扉。
鍵は開いているのに、昼前まで微動だにしなかった扉が、
除雪を進めたおかげで、1時間足らずの昼過ぎには見事に開くようになったのです。
恐らく、わずか1mmにも満たない幅で小屋が起き上ったことで、扉の引っ掛かりが解消されたのだと思います。
これだから、どこの小屋も、入山すると除雪を急いで、雪の重みから小屋を助け出してあげるわけ、ですね。
最盛期に向けての準備は、まだまだ続きます・・・