半夏生。
あまりなじみのない言葉かもしれませんが、二十四節気をさらに細分化した七十二候のひとつで、半夏という花の咲く頃という意味で、古くはこの日までに稲を植えないとうまく育たないとされた日だそうです。
山の上、自然の中で暮らしてていると、季節の変化をはっきりと感じられるせいか、カレンダーに書かれた、こうした言葉がついつい気になってしまいます。
昨日に続ききれいな青空が広がりました。
イルカも気持ちよさそうに天を仰いでいます。
花崗岩の燕岳には面白い形をした岩がたくさんあります。
それを見るのも面白いですね。ゴリラ岩、メガネ岩、ライオン岩、ちょうちょ岩などがあります。
青空とは本当に気持ちがいいもので気持ちも晴々としてきます。ハクサンイチゲの奥には雪をまだ多く残した、野口五郎岳などの裏銀座の山々が見えます。
大天岳までの縦走路上の雪はほとんどなくなりましたが、一部はまだ冬ルートになっています。
こんなに青空だったのに、10時過ぎにはガスで真っ白になっていました。
時々、明るくなり山々や街が見えていましたが夕方にはポツポツと雨になりました。
しかし、雨が降っているのにも関わらず、燕岳や槍ヶ岳は見ることが出来、もしかして夕焼けが見られるかなと思って外に出て見ましたが雲の共演で幕を閉じました。
河地