秋雨前線と雷。
さかきです。
どうも、ヤマテンの予報文を見ると、今停滞している前線は、”秋雨前線”のようです。
今日の昼前後は、雷と土砂降りの雨となり、その影響で縦走をあきらめ大天荘に踏みとどまったパーティーが数組いらっしゃいます。賢明な判断だと思います。
▲気象庁レーダー・ナウキャストより
いわゆる夕立に伴う雷雨は、しばらく経てば弱まりますが、この前線の影響による雷は、過去の体験上、鳴っては止み、鳴っては止みを繰り返す傾向にあります。ちょっと鳴り止んだからといってすぐに出発し、次の雷雲に途中遭遇してしまうこと、よくあります。
以前にも記しましたが、稜線上で遭遇する雷ほど恐ろしいものはなく、人一人歩くだけで避雷針になりかねません。
「せっかく来たのだから」
「時間も無いし」
とは、よくわかります。
しかしそこは是非、身の安全を愛優先に考えられて行動して頂けたらと思います。携帯電話でレーダー解析を見られるサイトもありますので、いろんな情報を駆使して”安全登山”。よろしくお願い致します。