濃縮の夏
今日は、一日ガス(霧)でした。
ところが、水揚げのためグリーンバンド辺りまで下りて行くと、そこから下はガスが抜け、大曲方面は視界がきいていました。
さすがに、今年は、天気のすぐれない日が多いせいか、水源の水量も衰え知らず。水揚げ用のエンジンが刻む軽快なリズムが槍沢上部にこだまします。
揚水エンジンを設置している水の中継所は、黄色いチェーンで仕切ってあります。絶対に立ち入らないでくださいね!と。
そうそう!見て下さい!ご存じ『ハクサンイチゲ』です。この花は、夏の初めの頃の花ですよね? 今年は、残雪が多く、やっとお盆の頃に雪が消えた場所などには、この『ハクサンイチゲ』や『ミヤマキンポウゲ』など、9月に目にする事のあまりない花を見かける事が出来ます。もちろん、夏終盤の花といえる『トリカブト』や『ミヤマアキノキリンソウ』なども・・・。実は、今年は、ひと夏に見られる花をまとめてみる事が出来る、意外や、「お得な年」とも言えるのかも知れませんネ!『コウメバチソウ』。
これからの草紅葉の中でも、きれいな葉の色を呈す『ミヤマダイコンソウ』。比較的ツヤのあるその葉の色は、赤2号(旧 国鉄)に近い。