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ヒュッテ大槍

大槍小屋


「槍ヶ岳で一番最初に建てられた小屋」、ヒュッテ大槍は、最初、雷鳥平と呼ばれる現在の場所ではなく、槍沢ルートから大槍に向かう、現在の分岐道標から、さらに200mほど下のグリーンバンドと呼ばれる場所に建てられ、名前も「大槍小屋」と言ったんだそうです。

先日から、小屋の屋根裏を大々的に整理していたのですが、その途中で、実に「歴史的」な品が見つかりました。10人が10人とも「クズ」と断定できるような雑多なものの中に紛れていたのは、見るからに古い「槍岳頂上印」。干あがってミイラのようになった朱肉とともに発掘されました。
そして、そこに見られるのは、「大槍小屋」の文字。つまり、大槍が、まだ、グリーンバンドにあったころのスタンプが何十年かぶりに、屋根裏から「救助」されたという訳です。
この後、博物館入り(w)の話でもない限り、この歴史的なスタンプも、気軽に押せるようにしておきますので、興味のある方は、フロントまでお声をお掛け下さい。

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