御嶽山の影響について。
さかきです。
いろんなメディアで既にご承知の事と思いますが、今日、長野県と岐阜県の県境にある御嶽山が噴火したようです。
既に何件か問合せがありましたので、改めてお伝えいたしますが、ここ大天井岳周辺に関しては、遠く離れていることもあり、今のところ影響はありません。
気象庁の降灰予想によりますと、
「・・・火口からの高さが3000メートルに達している場合、これから27日夜にかけて長野県の中部や南部、岐阜県の一部、それに山梨県の一部などで火山灰が降る可能性がある・・・」(9/27NHKのHPより抜粋)
ということです。ここ大天井岳は長野県の中部に属しますが、いずれにしましても、大天井岳周辺への登山に差し支えるような影響は出ないと思われます(ちなみに9/27夕方現在我々スタッフの肉眼で降灰は確認できません)。
ただ、最終的には、ご自身でいろんなメディアや気象庁のHP等でご確認願います。
正直、昼間大天荘を通過されたお客様から、「御嶽山が噴火したようですが、何か知っていますか?」と尋ねられて初めて知った次第です。
夕方、夕日を撮りに近くの展望台に上がった際、御嶽山方面を見てみました。
雲海に阻まれ、しっかり確認はできませんでしたが、よく見てみると画像の右側にかすかに噴煙を確認できました。
拡大したものです。噴煙が風に流され、なびいているのがわかります。
ということで、今日の周辺の様子は手短にダイジェスト版で。
▲日の出 5:32頃
小屋のシンボルツリーは黄金色に。
珍しく、夕方大天井岳だけに霧が覆いかぶさる図。
三日月と槍ヶ岳。もともとこれを狙って展望台にあがったのですが。
ともかく、御嶽山の噴火活動、一日も早い収束を願うのみです。