秋晴れと紅葉。
このところタイトルに「紅葉」ばかりを使っていますが、とにかく紅葉がきれいです。ここ数年ではもっともきれいな紅葉のひとつに入るのではないでしょうか。この中を歩けば、きっと誰もが感動することでしょう。
日曜日の今日はきれいな青空も広がり、最高の紅葉登山日和となりました。
小屋の外に出て真っ先に目が行くのは、合戦尾根ではないのでしょうか。ダケカンバの鮮やかな黄色に覆い尽くされた合戦尾根は、今だけの色に輝いて見えます。その中に所々に見られるナナカマドの赤がいいアクセントになっています。
三角点付近の様子です。なかなかここまで行くことが出来なくて、もどかしくなってきます。紅葉が美しいうちに合戦尾根を歩いてみたいものです。
今朝もきれいな日の出で始まりました。今日あたりから、昼間の時間より、夜の時間の方が長くなってきます。
燕岳から餓鬼岳へ向かう縦走路もきれいになってきています。このコースは紅葉を楽しみながら歩けるので、秋に人気があります。
この天気の良かった日曜日には、ご家族連れの方々が多くいらっしゃいました。
親子三代登山
自分が60年以上前、10歳の時に初めて燕岳に登ったので、子供も10歳の時に連れてきました。そして、今回は孫が10歳になったので、家族三代で記念登山をいたしました。
燕岳がお気に入りの愛知県からお見え頂いたご家族です。
荻島先生親子
この時期、お医者様がいなくてどうしようと思う時があります。
2週間前にも、私たちでは手に負えない患者さんがおられました。
この週末にも具合の悪くなったお客様がいて、たまたま、10歳になられた息子さんと一緒に燕山荘に登ってこられていた、順天堂大学医学部卒業の荻島先生に診察していただきました。
燕山荘夏山診療所OBの先生方に診療所開設期間外にもお世話になり、大変助かっています。
御嶽山の噴火の報道などを見たり、聞いたりしていると同じ山を登る者として、また、山小屋で働く者として大変胸が痛くなります。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
河地