空から
大型で、非常に強い台風18号は、着々と、北アルプスに近づいて来ていますが、こちらでは、久しぶりのスゴイ夕焼けにみんなの顔も自然とほころびました。
「ちょっとぉ！外、キレイじゃない？」とか言いながら、女性陣が裏口からドヤドヤと外に出て行く様を見て、ワタシも慌ててカメラ片手に外へ。
槍の穂先から大喰岳、そして、中岳、南岳にかけての上空は、深くなっていく空の青に、オレンジに染まった帯状の雲。大天井や北穂の西面は朱に染まり、天上沢には雲海が・・・。
夕食の手を休めて外に飛び出したお客様も、「どこにカメラを向けたらいいんだろう？！」と言うくらい、見渡す限り、360度がフォトジェニック！
しかし、見方を変えると、ある意味、大崩れする天気の前触れが空に表れたとも言えますが・・・。
今日宿泊の皆さんは、口々に早めの下山を予定されているご様子。こちらは、雨戸を閉めるなど、早目早目の台風対策をして、床のニス塗りでもしようかと画策中です。
10/1に、現在、信州大学で働いているアサヒ君と言う昔のアルバイトから久々のメール。
「ご無沙汰しています，元アルバイトのアサヒです．そちらお天気はどうですか？
もし天気が良ければ明日，そのあとは来週の金・土・日・月とセスナ機で北アルプスを空撮する予定です．天気さえ良ければ，大槍の上空も低空で旋回してもらいます．松本空港は朝８時半からで，まっすぐ飛んで槍までは30分弱です。～」
そして、今日・・・、
「元アルバイトのアサヒです．一昨日，９時頃，槍周辺をセスナで数回旋回してもらいましたが，人影なし・・・。これが写真です。～」
「アサヒ君、ありがとう！ｗｗｗ」
