季節は進む。
午前中はきれいな青空が広がっていたのですが、午後からは雨となってしまいました。この雨で紅葉した葉っぱはさらに落ちてしまうのでしょうか。季節はまた一歩冬へと進んでいきます。
朝になって合戦尾根を見てびっくりでした。合戦尾根を黄色く染めていたダケカンバの葉がかなり落ちて。ダケカンバの白い木の幹が目立つようになっていました。一晩で景色がこんなにもかわるのですね。
日の出頃東の空には、一筋の飛行機雲が美しくのびていました。その下の八ヶ岳辺りから浅間山にかけて、波をうつような筋状の雲が見られました。あまり見たことのないものです。御嶽山の噴煙が関係あるのでしょうか。
御嶽山のことを思うと本当に胸が痛くなります。
朝のうちはこんなきれいな空が広がっていました。
ただ、西からは強い風が吹いて、西鎌尾根から双六岳にかけての稜線を越えて雲がこちらに流れてこようとしていました。晴天は長くはもちそうにはありませんでした。
そして、15時頃より雨が降り出してしまいました。
その頃カサカサと枯れ草の中で音がするのでよく見てみると雷鳥の親子でした。いつもの5羽の親子の他に2羽の雷鳥も一緒にいました。よく分からないのですが、こうして群れることもあるんですね。
風が吹くとカサカサと枯れ葉の擦れる音が目立つようになってきました。
秋も深まってきましたね。
河地