秋晴れ。
帯状の高気圧に覆われ、昨日に続き素晴らしい秋晴れの一日となりました。週末にこんなに天気がいい日は今年はあまりありませんでした。
燕山荘の営業も残すところ、あと一月あまりとなりました。
第1ベンチ下のカラマツ
第3ベンチ下のカラマツ
紅葉は中房渓谷まで下りて来ています。登山口へ向かう際、車窓から見える渓谷の紅葉がとてもきれいです。カラマツの黄葉は少し遅く、登山道の所々でまだ見ることが出来ます。今日の美しい青空に黄金色のカラマツが映えてとてもきれいでした。
我々スタッフはこの合戦尾根をひとシーズンに何度も上り下りしますが、この富士見ベンチから富士山が見えることはそんなに多くはありません。今日は富士見ベンチから久々に富士山がきれいに見えていました。
日中は雲もなくきれいな青空が広がりました。ダケカンバの白い幹が青い空をバックにきれいに見えていました。風も弱く、日向ではぽかぽか陽気で絶好の登山日和となりました。少し前は、雪が降る日もあったりして、もう冬が来てしまったのかと思いましたが、こうして今日のような穏やかな日もまだあります。暖かくなったり、寒くなったりしながら季節はどんどん進んでいきます。
ここからの展望は今日はどちらを見ても素晴らしいものでした。僕が特に目を引かれたのはこの大峠の下の斜面のカラマツの黄葉です。午後になると日差しが低くなってきて、この辺りにちょうどいい具合に光が当たっていました。
日の入り時刻は、どうやら16時台へと入ってきたようです。14時を過ぎると日差しもどことなく弱くなってきて、気温も下がり出してきます。
現在、小屋周りの登山道に雪は残っていません。が、山荘直下は冬ルートに変えてあります。夏ルートは霜柱などが溶けることによって、小さなものですがぽろぽろと石が落ちてくるため、そのようにしてあります。
河地