天候回復。
今回の冬型の気圧配置は高気圧に覆われたために緩んで、日中は青空が広がりました。週末と祝日が近かったので山は賑わっていたのですが、この先数日は静かな日が続きそうです。
朝方はまだ雪が降っていたのですが段々と回復してきて、8時半頃より山頂も姿を現わしました。そして、木々にはびっしりと霧氷が付いていました。この降雪直後が山が一番美しくなる時です。青空に白さを増した山々が映えて、とても美しい光景でした。
今日の登山道の様子
有明荘付近
中房線は雪が除雪されているようで、このような状態になっています。凍結しているところが多いようなので転倒にはご注意ください。
合戦小屋の少し下辺り
今回の降雪によっての積雪量の大きな変化はないようです。少し増えたかなといった感じです。トレースはだいぶしっかりとしてきました。
三角点上部
シュカブラと山頂
三角点より上は風が強いために雪は飛ばされてクラストしていて比較的歩きやすくなっています。ただ、この辺りは森林限界より上のため、風が強いと雪煙が舞いあがり、方向を見失いがちになります。そのために赤旗が立ててあります。
日中は天気が良かったのですが、日が沈む頃には雲が多くなってきました。冬は晴天はなかなか続きません。槍穂高には雪煙が激しく舞い続けていました。
第一回目の燕山荘の冬期登頂ツアーも無事に終了しました。最終日の今日はまだ誰も歩いていない新雪の上を歩いての下山となりました。これもまた気持ちのいいものです。そして、美しい霧氷を見ながらの下山となりました。ご参加を頂いた皆様どうもありがとうございました。
河地