燕岳周辺の花々
本日朝、燕山荘玄関前の気温計では6℃前後、風も弱めでしたが、ガスが目立つ一日と成りました。
時たま晴れ間のあった午前中です。
東側にガスの溜まる燕岳が度々目に映りました。
今年から、『燕岳周辺で見られる花々』を写真付きで燕山荘フロント横に配置しました。
そこで本日は少しだけ、今からよく目にすることのできる燕山荘周辺の花々を紹介したいと思います。
《ミヤマキンバイ》
バラ科のキジムシロ属の仲間で、3小葉の葉が特徴です。
この辺りでは一番最初に咲く植物です。ちなみに和名は深山金梅。
《ハクサンイチゲ》
日本アルプスのお花畑を構成する代表的な高山植物です。
ミヤマキンバイ同様、大群落になる日が待ち遠しいです。
《ミヤマハタザオ》
白い小さな十字状の花が特徴です。
小さいので気付きにくいかもしれません。
花言葉はさりげない優しさ、です。
《コマクサ》
燕岳といえば、コマクサではないでしょうか。
美しい花と、厳しい環境に生育することから「高山植物の女王」と呼ばれます。
今はまだ蕾ですが、一面に咲くコマクサが楽しみで仕方がありません。
ゆっくりと高山植物を探しながらの登山も贅沢です。
本日も会えないかなと雷鳥を気にかけていたところ、岩垣にイワヒバリを見つけました。
どうやら隙間に巣があるようでした。中に卵があるかもしれませんね。
夕方は16時頃から雨が降り始めました。
山の浸食や高山植物を守るため、道直しをし、雨の通り道を新しく作りました。
この後、予想外の夕日がみれました。
お客様からは綺麗やすごいといった声がよく聞こえてきました。
現在の日の入りは19時ごろです。
明日の夕焼けも期待できそうです。
家族連れのお客様が目立った週末でした。
徳丸 諒也