初夏。
さかきです。
6月22日の入山以来、今日は最もクリアな天気となりました。朝方まで吹き荒れていた風や愚図ついた天気も、昼前にはほぼ回復。梅雨時の貴重な晴れ間です。
▲槍・穂高連峰
槍穂の山肌には多くの残雪ありますが、ここ2,900mの稜線には間違いなく初夏の訪れを感じさせてくれるものがあります。そんな中、今日は東天井岳辺りまでの様子見に。
東天井岳直下を回り込む場所は、他の場所に漏れず例年よりうんと残雪量は少なく、その分カッティングの必要もなく、赤のラッカーで印をつけるに留まりました。当面常念小屋~大天荘の間、雪の上を歩くのはここ1か所のみ。とはいえここも、直に雪は無くなりそうです。
その帰り道、目に飛び込んで来る紺碧の空と太陽の眩しさが、初夏の雰囲気を漂わせる槍ヶ岳のシルエットを際立たせてくれています。気持ちよかったです、本当に。
この天気、明日も続きそうな予報。
“初夏”という言葉に気分踊らされて、外回りの作業捗りそうです(^^)