気が付けば
台風一過！とはいかないまでも、もう少し期待していた昨日の天気、ぐずぐずと雨は降り続け、皆さま、ずぶ濡れでのご到着。乾燥室は「収拾がつかない状態」と化してしまいました。
更に、昨夜から再び強まっていた風は、未明には、轟音ともいえるように強まり、夜明け前に出発しようとしていた方々を思い留まらせました。朝食の後、天気は急速に回復していきましたが、風は、一日中続き、今日、稜線歩きだった方々を大いに悩ませた事と思います。
さて、そんな荒れた連休となった槍ヶ岳周辺ですが、ポジティブに考えれば、「雨と風」がタッグを組んだわけで、グリーンバンド上部に残った雪渓は、この強力タッグに散々に痛めつけられたようです。
つまり、グリーンバンドより上に残った雪渓は、写真のように５０ｍほどの２か所のみとなり、もはや、アイゼンを必要とすることも無さそうです。
関東甲信も梅雨明けとなり、今年こそ、「夏らしい夏」がやってくる！と期待しております。
