日々変わる演出に役者達。
さかきです。
おととい昨日と続いた夕立は、今日ここ大天井岳周辺はありませんでしたが、相変わらず周辺では立派な入道雲がもくもく湧いておりました。ということで、大天井岳山頂にて鑑賞。
▲常念岳方面
諏訪から佐久平にかけての雷雲。局地的な豪雨による被害が無いことを祈りつつも、やはりこの図は夏ならではです。
西側に目を向ければ、槍と積雲、それに山頂で鑑賞する人々のシルエットが、夕映えしています。今年の夏は、ここ数日、朝も夕方もじつに見応えのある演出が、まぁよく続くこと。毎日違う演出で我々の目を楽しませてくれます。
ところで今日は、この撮影の合間、久しぶりに山頂にて雷鳥に遭遇。
とここで、久しぶりに雷鳥クイズ!
この上の画面上のどこに雷鳥がいるでしょう?
正解は、
画面左側、ハイマツの途切れた岩角にひょっこり顔を出しています。そばを通るお客様方に“雷鳥がいますよ”と一声かけようとしましたが、・・・夕方だし、そっとしておいてあげようかな。ということで今日は秘密に。
さぁ、早いものでもう週末、お盆休みがそろそろ始まります。いろんな気象関係のHP等拝見していますが、この先1週間も、大きな天気の崩れは無さそうで、登山日和が続きそうです♪ 皆さん、もう予定はお立ちでしょうか。
そう、この夏休みの時期は、北アルプス各地、皆さんの安全登山の一役を担うこの方々が、山の中を巡回中。
まさに“海猿”ではなく“山猿”。8月いっぱい、大天井岳含む北アルプス南部地区は、涸沢を基地とする、この夏山常駐パトロール隊が、各地で安全登山の啓蒙や、時には遭難救助活動を行っています。くれぐれもこの方々のお世話にならないよう、自己責任のもと、入念な山旅計画を、とせつに願います。
隊員の皆様、今シーズンもよろしくお願い致します。