稜線の季節の巡りは早く・・・
さかきです。
8月も残り1週間余りというところで、平日の人の流れが、かなり落ち着いてきました。これから秋の紅葉シーズンを迎えるあたりまで、静かな稜線歩きを求める方々にとっては、この平日はねらい目です。
今日は、南から迫ってくる台風15号の余波でしょうか、昼間も気温が高めで、少し歩くだけで少々汗ばみます。
とはいえ、周辺散策していると、足元目にするものには、徐々に秋の装いが。
この夏少し早目に咲き出したトウヤクリンドウは、今が見ごろ。
そして、大天井岳界隈、稜線の秋を語るに外せないウラシマツツジは、
既に赤みを帯びてきました。
夏の話題が尽きはじめた途端、まだ8月だというのに秋の事ばかり語りだして、山の人はせっかちなんだから・・・けれども実際、山の季節の巡り変わりは早いんです。
ここへ来て、小屋への到着が6時を回る方、相変わらずちらほら目にします。正直夏山シーズンはほぼ終わりました。これからの時期、夕暮れ時は気温が一気に下がりだすことが多くなる秋山シーズン。特に悪天候伴っての遅着は、低体温などのリスクが本当に高まりますので、以前にも書きましたが、早出早着の計画を是非お願い致します。