コンサートが終わって。
クラッシックコンサートが終わり祭りの後の寂しさのようなものを感じますが、これで一区切りついて、また今日からがんばろうという気持ちになります。そんな今朝は雲海が広がり、そこから太陽が登る美しい御来光で始まりました。
すがすがしい朝でした。昨夜の演奏にみなさん感動されたのかいつも以上に楽しそうな雰囲気が伝わってきました。また、空の青がなんともきれいでした。
昨夜演奏して下さった鈴木メソードの皆さんは歩いて下山されて行きました。燕山荘まで歩いて登ってきて下さり、そして素敵な演奏を聞かせて下さりありがとうございました。また来年が楽しみです。
そしてコンサートが終われば楽器を下まで下ろさなければなりません。高価なものなので慎重に運ばなければなりません。楽器を無事に届けるとこれでようやくコンサートが終わったと感じさせられます。
台風が近づいている影響なのかちょっとムシムシしている一日でした。玄関先の温度計は日中、17℃を示していました。寒い寒いと言っていた頃が10℃前後だったのでだいぶ気温が高くなりました。まだまだ夏の名残はあります。合戦小屋からここに戻ってくるのに荷物を背負って上がったのですが、吹き出す汗が止まりませんでした。合戦小屋のスイカは相変わらず人気のようでした。
8時を過ぎると東側はいつものようにガスですっぽり覆われてしまいました。今日登って来られた方の多くはガスの中を歩いて来られたことでしょう。しかし、稜線に出れば、そこには青空と燕岳が突然視界の中に飛び込んできてみなさんとても感動されていました。
ただ、午後になってガスは更に濃くなって雨まで降り出しました。台風が近づきつつありますが、台風の進路次第で天気は大きく変わるので最新の情報を御覧ください。
順天堂大学の夏山診療所は昨日をもって、今シーズンの診療を終了致しました。多くの方々が交代で来て下さり、本当に助かりました。ここを訪れた方は決して少なくはなかったと思います。今年の夏、下山中にケガをされる方が多くいらっしゃいました。中には骨折をされた方もいらっしゃいました。登山の事故は下りの方が圧倒的に多くおこります。下りでは絶対に走らない事、スニーカーではなく、しっかりとした登山靴をはく事などが大切になってくるかと思います。それにしても今年は下山でケガをされる方が多かったようです。
河地