晴れから雨へ。
季節の変わり目ですね。松本の最高気温を見ていても30℃を越えない日が続くようになってきています。街にいても秋の気配を感じるようになってきているのではないでしょうか。そんな今日は、朝のうちはきれいな青空だったのですが、午後には雨が降り出し、晴れ、曇り、雨と全ての天気を体験できる一日となりました。
東側に雲があったので少し遅れましたが、美しい日の出となりました。雲海も広がり、山の上でしか見る事の出来ない光景でした。気温は一ケタ台で皆さんダウンやフリースなどを着て、この日の出を御覧になっていらっしゃいました。
7時頃、北西方向の空には小石を敷き詰めたような美しい卷積雲が見えていました。この雲は、あっとう今に姿を変えてしまうものです。一瞬を見逃すと気付かないで終わってしまう場合もあります。この雲を見るとやはり秋を感じます。
この周辺はきれいな青空が広がっていましたが、裏銀座や槍ヶ岳にかかる雲はなかなかとれてくれませんでした。槍の穂先が見えたのもほんの僅か数秒のことでした。このことからも今日の天気は下り坂に向かっている事が予想されました。
西側の雲も低く、鷲羽岳の山頂はかろうじて見えていました。
ナナカマドの実が赤くなった事は連日お伝えしていますが、どうやら葉っぱの色も少しずつ変わってきているようです。
お昼過ぎになるとガスも濃くなってきて、14時過ぎには雨も降り出してきました。秋の天気は変わりやすいといいますが、まさにそんな一日でした。
8月も後半になり、平日は比較的静かな日々が続いていましたが、8月最後の週末である明日は再び賑わいが戻ってきそうです。これからは週末毎に賑わい、平日はのんびりと過ごせる日が続きそうです。
河地