夏山ではなく、秋山です。
さかきです。
今日はまたまた雨降りに逆戻り。
それも降り始めの外の気温は4℃程。一歩間違えればみぞれになるのでは、という天候でした。
実際、我々スタッフ外で作業していましたが、手は雨で濡れ、完全にかじかみました。
そんな天候をぬって、頑張ってお越し頂いた方々、本当にありがとうございます、という気持ちでいっぱいです。
びしょ濡れになってしまった靴達です。皆明日はどこの登山道を歩いて行くのでしょうね。
そこで皆さんにお願いです。
3,000m級の稜線は、もう夏山気分ではなく、秋山での認識でお越しください。殊最近、到着が夕方6時を回るケースや、悪天候の中、軽装でお見えになる方々を時折見かけます。
小屋に迷惑がかかる、という事ではなく、そのお客様ご自身にかかるリスクが、高くなるのです。
・秋の夕暮の気温は、晴れている時ほど急激に下がってくることが多い
・これからの風雨時の稜線歩きは、0℃近い体感温度になる事もある
いずれも低体温に関わる事。先日も綴りましたが、口すっぱく申し上げます。明日は我が身です。「自分は大丈夫だよ」の過信が一番危険です。
山は逃げません。
この先天候が悪く、ちょっとでも不安を感じられるような場合は、ルート変更や、そもそも日程変更などをお考え頂き、安全で楽しい山歩きをして頂ければ・・・というのが私の切なる願いです。