さわやかな一日
秋の季語は「さわやか」です。本日はそんな一日の始まりでした。
待望の御来光を見る事ができました。最後に日の出を見たのはいつでしょう。寒さを忘れて見惚れてしまいました。
現在の日の出の時刻は5:20頃です。本日は少し雲が高かったため日の出前の朝焼けは見えませんでした。しかし雲間から眩しい太陽の光が差し込むと、一瞬にして空気も色づき始めました。本当に気持ちの良い、贅沢な朝のひとときです。山の上でしか感じれない雰囲気があります。
少しガスがかかっていますが、お日様が出るとこんなにも景色が変わるんですね。燕山荘周辺はもうすっかり秋模様です。飛んでいたイワヒバリも、なんだか今日はうれしそうに見えました。
秋の風物詩と言われるこの雲は、卷積雲です。俗称でいわし雲やうろこ雲などと言われます。その区別ははっきりしておらず、見た目で言い方が変わるとか。おもしろいですね。この雲はいわし雲かな、なんて思いました。低気圧が近い時に出やすい雲なので、この卷積雲を見た翌日は、天気が崩れることが多いです。
本日も外へ出掛けては道直しを行いました。
合戦より少し上、登山道に松の落ち葉が見えました。たかが落ち葉ですが、そこからも秋を感じる事が出来ます。
昼からはガスが目立ちました。
夕刻、歩荷しながら燕山荘に戻りました。道中少し雨が降ることもありましたが、17:30頃には青空が広がりました。
ふと空を見上げると、
丁度、とてもきれいな紅葉を見つけました。カエデでしょうか。紅葉と青空、澄んだ空気を感じて自然と笑みがこぼれました。どうしても疲れてくると下を向いて歩いてしまいますが、そんな時こそ目線を上げて歩いてみましょう。新たな発見があるかもしれませんね。
徳丸諒也