お隣同士。
さかきです。
どうやら、近隣の山小屋では、水場の閉め作業が昨日今日と行われたようですが、ここ大天荘は、今日も通常の水揚げと相成りました。閉め作業はもう少し先になりそうで。
水場に着いたときに真っ先に目に入ったのがこれ。大天荘より標高約400m下ではありますが、ここも朝晩はしっかり水が凍る気温となっているのだなと。
ふと見上げれば、ここのカラマツもしっかり黄葉。夏よりも秋の方が、辺り明るく感じるのは、黄色や赤が映えるからなのでしょうね。
無事に水が揚がったことを確認しての帰りしな道中、辺りの落葉したダケカンバのコントラストは、私のお気に入りの光景です。
と、今日は私が水場に行く前に、どうやら先客がいらっしゃったようです。
ずばり熊。まぁ、大きな足跡を残して。最も辺りには、
ベニバナイチゴやクロマメノキなどがたわわに実っているのだから、あちこちうろつくのもわかります。大自然のど真ん中、いろんな生き物がいますね(^^)
ようやっと大天荘まで戻って、ファインダーを覗くと、そこには夏山シーズンとそう変わりのない光景が広がっていました。確かに今は秋だよな・・・
そうしっかり感じさせる天気に、午後はなってゆきます。
わかりずらいですね・・・
初雪です。
秋、というより“冬の足音”を確かに感じました。
ものの数分で止みましたが、もうこれからは、天気が崩れると、雪になることも珍しくなくなってきます。
もはや晩秋と初冬がお隣同士・・・そんなふうに感じた今日一日でした。