澄んだ空気の秋空。
稜線の紅葉は終わってしまいましたが、今日は空気が澄んでとてもきれいな秋空が広がりました。週末ともあって再び賑わいが戻ってきました。紅葉は終わってしまいましたが、秋枯れのこの景色もまた趣があり、それを楽しみに登って来られる方もいらっしゃいます。
氷点下まではなりませんでしたが、それに近い気温まで下がりました。御来光を待っている皆さんは寒かったことでしょう。日の出前から東の空はオレンジ色へと変わり出し、刻一刻と変わっていくその変化が美しいので寒くても空を見続けてしまうのでしょう。
5時40分頃、雲海の上に太陽は顔を出しました。今日も雲が少なく、すっきりとした日の出となりました。今日のような日の出は凛とした気持ちになります。
乾いた空気が入ってきているのか、遠くの山々までくっきりと見る事が出来ました。また、合戦尾根のダケカンバの白い幹が創り出す、山肌の色も美しく、この景色をいつまでも見ていたい気持ちになりました。
今日はとにかく青空がきれいな一日でした。現れる雲も秋らしく空を見ているだけで幸せな気分になれました。
写真だけ見ていると分からないかもしれませんが、陽射しは暖かかったのですが、西寄りの風が強く、稜線上では寒く感じました。そのせいか風の当らない小屋の東側で皆さんのんびりとされていらっしゃいました。風さえ当たらなければ外にいても気持ちのいい一日でした。ただ、夕方になれば気温が急激に下がってきてフリースやダウンなどを着ていないと寒くて外に長くはいられません。
10月に入り、朝の冷え込みが強くなってきて、水道の凍結を心配しなくてはならなくなってきました。これから朝は凍結により水道が出ない事がありますが、ご理解の程をお願いします。
河地