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燕山荘

氷点下にならなず。


つい先日までは雪が降ったり日中でも氷点下の日があったりして、このまま冬になってしまうんだなあ。と少々焦りを感じていたのですが、ここ二日ほどは日中はポカポカ陽気となり、冬はこうして寒くなったり、暖かい日があったりしてだんだんと近づいてくるものなんだなと改めて感じました。

そろそろ日の出と思い、外に出てみるといつもの寒さはありませんでした。玄関の温度計を見れば2℃。けして暖かいという訳ではありませんでしたが、寒さに慣れてきた体にはたいした寒さではありませんでした。今朝の朝焼けは、山肌がほんのりピンクに染まり、冷え込みも弱かったせいか光が柔らかく感じました。


日中は、風もなく陽射しもあって昨日よりぽかぽかとした一日で季節が少し戻ったような気がしました。お客様も外ベンチでのんびりと過ごされているようでした。ただ、日影に入れば肌寒く、気温自体は最高で6℃位でした。

外作業日和でした。ちょっと動くには半袖でもちょうどいいくらいでした。小屋閉め作業もはかどりました。ただ、やはり15時を過ぎると気温は急激に下がってきて、つらくなってきます。

水源地の様子です。燕山荘より約340m下にあります。この辺りもだいぶ氷が厚くなってきています。このところ凍結などにより、なかなか水が上がらなく、ここへ来る機会も多くなっています。そろそろ水揚げも限界な気温になってきています。燕山荘はまだひと月以上営業期間があるので、水の確保だけはかかせません。

今日の夕景はとてもすばらしいものでした。日が沈む頃、西側はガスに包まれてしまいましたが、日が沈むとそのガスがさぁーっと取れ始めました。高瀬側の雲海の雲が稜線を越え、安曇野側へと流れ出し、めったに見られない光景となりました。

日が沈んで、すっかりうす暗くなった頃、雲海の上に浮かぶ槍ケ岳をはじめとした山々のシルエットの上には素敵な三日月が浮かんでいました。静かな夜に寒さを少し我慢しながら、夜空を見上げるのもなかなかいいものですよ。
河地

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