雷鳥日和。
穏やかな天候が続いていましたが、晴天は昨日までたっだようです。ただ週末とあって久しぶりに賑わいが戻ってきました。
昨日までと違って、雲の多い朝となり、日の出も望む事が出来ませんでした。それでもその後、天気は少し持ち直して、展望が広がってきました。
槍・穂高の稜線には、雲がかかり出し、天気は下り坂へと向かっていくことを物語っていました。それでもこの光景もなかなか美しいものでした。
陽射しはありませんでしたが、気温は低くはなく外ベンチでのんびりされていらっしゃる方もいらしゃっいました。玄関前の雪もだいぶ少なくなりました。
このところ、よく玄関前から小屋の東側にかけて雷鳥が群れをなしてやってきます。今朝も6羽の雷鳥が餌を求めながらちょこちょことやってきました。お目当てはどうやらこのナナカマドの実のようです。午前中、ずっとこのあたりで餌を食べていました。
このナナカマドの木にまるで雷鳥が生っているようなちょっとおもしろい光景になっていました。
この6羽の群れには子供と大人が混じっているようで、ぐぇーっと鳴くものやピーピーと鳴くものがいました。雷鳥は冬になって来ると群れで生活するようです。
雷鳥たちは必死にナナカマドの実を食べていました。ただ、木の枝が細いのでなんどもバランスを崩しては落ちそうになり、羽根をバタバタとさせながら忙しそうでした。中には枝から落ちてしまうものもいて、長い間見ていても飽きる事はありませんでした。雷鳥の写真をとるにはやはり望遠レンズが必要ですね。あんまり近づくと雷鳥が嫌がるので。
河地