ぽかぽか陽気。
昨日の雨もあがり青空が戻ってきました。それに気温も上がり、日中は登山道を歩くには半袖でいいほどでした。まさに小春日和といった一日となりました。
今朝の気温は玄関の温度計で3℃程とあまり寒さを感じませんでした。美しい雲海が広がり、昨日の雨の中を登って来られた方々にはこの展望は大きな感動だったことでしょう。
風も弱く、穏やかという言葉がぴったりな日の出となりました。時刻は6時22分でした。そして、今朝の日の出は両神山の真上からとなりました。ここ燕山荘では秋分の日だと浅間山の真上から太陽は顔を出します。随分と南へと進んできました。ちなみに1月1日は三峰山の上から日は登ります。
雲海が広がっている時は、太陽がちょっと高くなると雲海の凹凸が太陽に照らされて、その時しか見れない美しさとなります。
ほんのりとピンクに染まる朝焼けでした。こうして見ると槍・穂高は随分積雪量が多いのに対し、この近辺は雪がほとんどなく、同じ北アルプスの山なのに季節のずれがあるもんですね。
今日は富士山も終日くっきりと見えていました。こちらも気温が高いのか、白いのは山頂部分だけとなっていました。
ゴミを下ろしに合戦小屋まで行きました。足早に帰ってきましたが、半袖で歩いても汗をかくほどでした。そして、見える景色は雪景色ではなく、秋枯れの風景でまだまだ営業が続くような気分になってきました。しかし、営業もあと僅かとなってきています。小屋に戻ったら天気の良いうちに外回りの片づけ作業を行いました。
やはり天気がいいと登って来る人も多くなります。寒くないので外でのんびりとされる方もいらっしゃいました。段々と雲が増えてきて、夕焼けはありませんでした。
明日以降、低気圧が通過するようですが雨になるのか雪になるのか微妙なところです。この雪のないまま小屋閉めになるとは思えないのですが。
河地