好天の元日。
新年明けましておめでとうございます。
2016年が始まりました。
今年も皆様にとって良い年になりますように。
日の出前は雲がありましたが、どんどん天気は良くなり、7時2分、太陽が顔を出し2016年が始まりました。ここ数年、元日に日の出が見えることはありませんでした。今年はなんだかいい一年になりそうな気がしてきました。
今朝の朝食はおせちとお雑煮で山の上でのお正月気分をお楽しみいただきました。そして、オーナーからのサプライズのプレゼントもあり、新年の始まりらしい朝となりました。
朝の出発時の玄関前は大変多くの方で賑わい、皆さまのカラフルなウェアが青空のもと白い山に映え、とても鮮やかでした。
朝のうちは燕山荘周りには時折、強い風が吹き、山荘は雪煙に包まれてしまうこともありました。
日中はその風もだんだんと弱くなってきました。雪で白く染まった峰々が新春の太陽に照らされ、美しく輝いていました。大晦日にお泊りの方は、ご連泊される方が多く、今日一日、この素敵な景色を眺めながらお正月のひと時を過ごしていらっしゃいました。
冬期営業の名物行事ともなってきた、日本一高い所(?)での餅つきを行いました。天気が良かったこともあり、バックには燕岳を望みながら、氷点下の外で行いました。何とも贅沢な餅つきです。
終日好天に恵まれ日の出、日の入りの両方を眺めることが出来ました。日が沈む位置は少しずつですが笠ケ岳から東へと離れていきます。日が長くなっていくというのは希望が膨らむようで、明るい気持ちになります。
さて、いよいよ2016年が始まりました。今のところ冬山としては穏やかな日々が多くなっています。こんな冬もたまにはいいものだなあと感じます。
河地