いよいよ始まります。
明日からの営業開始に備え、準備を着々と進めています。
今日は燕岳山頂方面へ様子を見に行ってきたのですが、こちらも雪は非常に少なく、日中の雪の緩んでいる時であれば、圧倒的に雪のない部分の方が多いのでアイゼンはなくても大丈夫でした。不安な方はピッケル、アイゼンくらいあればいいかと思います。
先日の雨の影響でしょうか、水で登山道をえぐっている部分が多くありました。
日中はきれいな青空が広がり、気温も上がってとても過ごしやすい一日でした。ただ、雪の照り返しは非常に強く、顔がじりじりと焼けていくのがわかりました。日焼け止めとサングラスはかかせません。
写真は燕岳より見る北燕岳方面です。この先は雪がなくなるまで通行が困難です。
天気のいい一日で素晴らしい眺めが広がりました。新人スタッフは明日からの営業開始に備え、たくさんのレクチャーがあり、それどころではなかったことでしょうが・・・。
蛙岩のトンネルは雪に埋まっていることもなく、通行することが出来ます。いまのところ縦走された方はまだいません。
夕方になると街の方には雲海が広がってきました。合戦小屋へ行ってきたスタッフによるとズボズボと埋まってしまい、歩くのが大変だったそうです。気温によって登山道の様子は大きく変わります。
日の入りは18時20分過ぎ、水晶岳の左肩でした。
燕山荘が夕日に照らされ、その上には巻雲が浮かんでいて、とても美しい光景でした。
明日からいよいよ始まります。
それに合わせてか、今日はイワツバメが燕山荘の上を飛ぶ姿を見かけました。
燕にもそれがわかったのでしょうか。
河地