澄んだ青空。
昨夜は雨が屋根を叩く音を聞きながら眠りにつきました。ゴールデンウィークに入って、雪が降ったり雨が降ったりと目まぐるしく天気が変わる日々が続いています。今回の前線通過による雨が上がる頃西の空にはきれいな虹がかかりました。
ちょうど昨日お泊りのお客様が出発される頃より青空が広がりだしてきました。ただ、風は昨日からに続き非常に強く吹いていました。日中になって多少弱くなりましたが終日強風となりました。風が強い状態が長く続いています。縦走を断念されたり、テントを張るのを断念される方が多くいらっしゃいました。この風では仕方ありませんね。
今回の雨と強風は空気中の塵を洗い流してくれたのか、その後に広がる空は澄んでとても美しいものでした。
また、今回の雨で雪面の高さがまた少し下がったようです。雨が降るたびに雪の量は少なくなっています。
澄んだ空気を通して照りつける太陽の光は強く、雨で水量を増した安曇野の水田がより一層キラキラと輝いていました。
晴天は長くは続きませんでした。気温も徐々に下がってきて、夕方には氷点下となり、雪も降りだして吹雪模様になってきました。そんな中、燕山荘のすぐ下に一羽のオスの雷鳥が飛んできました。体の白い部分がだいぶ少なくなって黒い部分の方が多くなっていました。まわりにはほかの雷鳥がいなく、一人ぼっちでちょっぴりさびしそうでした。
河地